今日の英国国営放送(BBC)で
衝撃の特集が組まれた。イギリスで、1995年からトップを走り続けている、不妊治療専門病院
ARGC(Assisted Reproduction and Gynacology Centre)が、警察を伴った
HFEAにより視察を受けたのだ。BBCのHP上では、この報道内容に対する
賛否両論が多く寄せられ白熱した議論が展開されている。
ARGCの
公開データ(2003.4-2004.3)
IVF & ICSI 新鮮胚移植を用いた
出生率35歳以下 55.3%
35-37歳 48.8%
38-39歳 49.2%
40-42歳 21.6%
ARGCのMr Taranissi産婦人科医師は、通称‘神の手を持つ医師’として、不妊治療をする人の間では評判だった医師である。極めて高い料金設定にも関わらず、絶大な人気を誇る病院である。
26歳の健康で検査も正常だった女性が、約1年の不妊という嘘をつき病院を受診し、隠しカメラとともに、病院の実態をレポートした。イギリスの不妊治療の方針は、HFEAの基準に則る義務があるが、これらを満たさない治療や、医学的にまだ効果が証明されていない実験的治療を、行っている可能性があるということだ。また、この医師はARGCの他に
Reproductive Genetics Institute (RGI)というプライベートの病院を近くに持っており、RGIの方はHFEAより病院運営のライセンスを2005年に取り消されたにも関わらず、診療を続けていた。つまり無免許診療の可能性である。高い成功率の裏には、この2つの病院間で患者の振り分けをされていたのではないかという疑惑が向けられている。
ちなみにスタッフから語られた料金の概要は、
1周期当たり約7000-10000ポンド(150-220万円)
IVF 約4000ポンド
血液検査 約1000-1500ポンド
投薬 約1500ポンド
思わず30分間息を呑んで食い入るようにTVを見てしまった。なんというか…。早く、事実を明らかにしてほしいものである。不妊治療は、自分自身や夫の体、そして生まれてくる赤ちゃんの体まで、病院にゆだねる治療である。自分の選んだ病院を信じ、共に頑張っていくことは大前提ではあるが、どの病院を選ぶかは非常に難しい選択である。治療中もいろいろ情報を収集しつづけ、自分のしている治療や検査がどういった意味を持つのか、医師はなぜそれを選んだのか、世の中の一般的なスタンダードは何なのかについて、できるだけ客観的に納得できるまで考え続けることが大切だと思う。
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でも、クリニックが閉鎖されるようなことがあったら、現在治療を受けている人達はやり切れないかもしれませんね。
それにしてもすぐにIVFを薦めたり、かなりの種類の血液検査、そしてプライベートの平均2倍以上の治療費、やっぱり悪徳商売の気は免れませんよね。。。
嘘か本当か、正直あの成功率は不妊で本当に悩む人たちにはとっても魅力的ではありますよね。
あの番組の後、私のクリニックは本当に信頼出来るのか何かとっても不安になってしまいました。。。。
ストレスになっちゃ駄目だから、信頼して任せるしかないですよね〜。。。。