前回に引き続き、不妊症に関する勉強。今日は男性不妊について。以前は、不妊症は主に女性中心に検査や治療が行われていたようだが、最近では男性側の検査や治療も増えてきている。不妊症はカップルが一緒に取り組む問題。いまさらながらだが、当たり前の話。男性不妊の原因には次のようなものがある。
【男性不妊の原因】
・造精機能障害
・精路通過障害
・副性器機能障害
・膿精液症
・性機能障害
・その他
【造精機能障害】
・無精子症 精液中に精子が一匹もいない状態。
・乏精子症 精子の数が少ない状態。
・精子無力症 精子の運動率が悪い状態。
・精子奇形症 奇形の精子が多い状態。
【精路通過障害・副性器機能障害】
・閉塞性無精子症 精管の一部が欠けたり、狭いため精子が通過できず、無精子症になっている状態。
・精巣上体炎 結核や性行為感染症などによって精巣上体炎(副こう丸炎)を起こし、精管をふさいでしまった状態。
・逆行性射精 精液がペニスの方に流れず、膀胱へ射精されてしまう状態。
・精嚢炎
・前立腺炎
【性行為障害】
射精障害 性器の異常。器質的に不可能な状態。
英国では、不妊検査をする際に、男性の検査を初めの段階で全てのカップルに行うことを目標としている。まず第一段階としては、英国では精液検査が行われる。
【精液検査】
48時間以上1週間以内の禁欲期間後、精液を用手法で採取した後、下記の項目を検査する。
・精液量(2.0ml以上)
・pH(7.2-8.0)
・総精子数(40×10の6乗/ml以上)
・精液濃度(20×10の6乗/ml以上)
・精子生存率(>=75%)
・精子運動率(前進精子が50%以上または 高速直進精子が25%以上)
・精子形態(正常が15%或いは30%以上)
*カッコ内は、WHO基準(1999)に基づく正常値
そして、精液検査に問題があった場合は、再検査及び血液検査と続く。
【血液検査】
・抗精子抗体
・内分泌検査
・染色体検査(必要に応じ)
人気blogランキング参加中
←今日もクリックよろしくにゃ!
はじめまして。最近、男性不妊って多いようですね。以前に比べ、早い段階で検査をするようになったからもあるのでしょうけど。でも男性にとって自分に原因があるということを認めるのって結構辛いようですよ。女性だと、じゃあ、どうしようかって前向きに考えられる人が多いみたい。女性、強しですね!
相互リンクの件、ありがとうございました。こちらからもリンクを貼らせていただきましたのでご確認ください。またお邪魔します。