今日は、イギリスで不妊治療開始以来1年半にして始めて、NHSの産婦人科コンサルタントの診察の日だった。とはいっても、私の不妊治療チームではSpRの診察が一般的らしく、通常ではよほどの事がないかぎり、コンサルタントの診察はしてもらえない。今回は、治療方法についてぜひ意見を聞きたいと無理にお願いして、やっと叶った診察である。予約を待つのに1ヶ月かかったが、あってもらえるだけラッキーであるらしい。予約時間の10時半に受付を済ませ、夫と一緒に待つ事、約45分。やっと呼ばれた。 コンサルタントは、50台半ばぐらいのイギリス人のB医師。とても丁寧な物腰で、易しい雰囲気の先生だった。部屋に入ると、以前検査した子宮卵管造影のビデオをコンピューターで再生してみていた。造影剤注入後、すぐに腹腔内へと広がり、通過性は良好とのこと。以前、左の卵巣が子宮にくっついていると言われた事を伝えると、実際にエコーでみてみましょうということに…。
面談だけで、診察はないと思っていた私はやや焦る。夫が、エコーの部屋に同席するのをどうしようか?と聞いてくる。さすがに、産婦人科での診察、しかもエコーを見られるのは抵抗があるが、一緒に見てもらった方が良いと思い覚悟を決める。エコーは時間をかけていろいろ説明してくれたが、なぜか結構痛かった。
エコーでは、やはり左卵巣にチョコレートのう胞があり。その一部が、白く光って見え、デルモイドシストという腫瘍の可能性があるとのこと…。結局、SpRのS医師と同じように、IVFの前に腹腔鏡検査&治療を受けることを勧められた。イギリスでは、子宮内膜症がある場合は、IVF前にまずその治療をすることが原則らしい。その方がIVFの妊娠率が上がるという研究があるそうだ。ということで、その場で手術の同意書にサインをすることになった。
なんと、コンサルタント直々に執刀していただけるらしい。でも、待ち時間は6ヶ月ぐらいとの事。先の長い話である。診察の後は、手術の申込書を手渡され、術前検査室へ行くように指示あり。
術前検査室では、看護師さんにアレルギーや大きな病気、飲んでいる薬などの問診があった。あまりの急な展開に、ただただ呆然としていると、「虫歯のクラウンは何個ありますか?」「歯のブリッジは何個ありますか?」「ぐらぐらしている歯は?」などの質問。
私「ハアっ…?!ク、クラウン?」
私「いや、たくさんありますけど…。」
看護師「何本?」
私「エッ、いや覚えてないけど…。うーん、many…(笑)」
とどめは、「口を大きく開けて!」と…。ここまで来て、やっと、ああ私は全身麻酔を受けるので口の中のチェックが大切なんだと実感した。
その後、身長と体重を量っておしまい。血液検査もあるそうだが、有効期限が数週間だそうで、結局手術の予約日が決まったら、その前にもう一度同じ問診と検査をするそうだ。
そして次に、admission(入院)の受付へ行き、手術日の予約をする。イギリスでは腹腔鏡は日帰り手術だが、一応入院手続きをするらしい。待ち時間は約6ヶ月。そのうち、予約の手紙が届くからといわれておしまい。
腹腔鏡をするかどうか、迷っていたのだが、なんとなく自然にする方向に進んでいる。まあ、それでいいか、と流れに身をまかせることにする。どちらにしても、この4月は凍結胚移植。その後、腹腔鏡までに、1−2度移植が出来ればいいな。もちろん、今回妊娠すればそれが一番なんだけど…。
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