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NHS無料IVFへの登録

私達夫婦は、2年という待ち時間を聞いてNHSの無料IVFはあきらめ、待ち時間が3−4ヶ月と比較的短い有料IVFの申し込みをした。いろいろと考えるうちに、往復の旅費を考えても、さほど料金は変わらないということに気が付き、同じ料金を払うなら勝負が早く融通の利きやすい日本での一時帰国での治療に急遽変更。そしてイギリスでは無料のIVFの待機リストに登録を変更してもらうことにした。

早速、NHS担当者に手紙を書き、FAXで送ったのち念のために郵送もした。今のクリスマスシーズンは郵便物の紛失率が特に高いのだ。念には念をということで、手紙を受け取ったら確認の連絡が欲しいとも書き加えておいた。このように自衛策をとるのがとても大切なことが、最近ようやく分かってきた。(そして、連絡がなくっても怒らず焦らず、電話で直接担当者に確認を取る必要がかなりの確率であるってことも…)

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指定された生理第5日目からピルを飲まなければならないのに、GPの予約が取れずピルが手に入らない!飛行機もすでに予約したし、焦りまくった私は、夫に半泣きメール。そして夫が調べてくれて提案されたのが、地域のWalk-in Centre。Walk-in Centreというのは、主に看護師が中心となり、血圧測定などの健康管理、軽い風邪や病気、怪我などへの対応、避妊相談などを行っており、予約なしの駆け込みで見てもらえる。これは、イケそう!と急いで出かける。

Walk-in Centre(クリックで拡大)
walkincentre

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さすがに日本の専門病院の速さは驚きの連続!!!いままでのこの1年はなんだったんだろうと思うほど、一気にことが進む。そんなこんなで、IVFはこの12月にいきなり決定。えっ、こんなのでいいの〜と逆に不安になるほどあっけない。いざとなると、腰が引けてくるのが情けない。まだ、心の準備が…。と思いつつも、こういうものはタイミングも大切かと思い直す。さて忙しくなった。航空券など、もろもろの手配。幸いなことに、オフシーズンなので直ぐに格安で取れる。波に乗るってこういうことなのだろうか?

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初めの問い合わせのメールで、今までの経過と主な検査結果を書いた上で、その病院での治療の方向性とメールでの事前の打ち合わせの可能を確認した上で、日本での不妊専門病院を決めた。調べれば調べるほど、良い評判も悪い評判も出てくるのでとても迷った。けれど、その病院にかけてみることにした。特に一度も行ってみることもなく、医師に会うこともなく決めるのは不安だったが、帰国の期間をなるべく短くしたいので覚悟を決めた。

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これまでのNHSでの不妊検査の流れを受けて、夫といろいろな話し合いをした上で、私達はイギリスから日本へ一時帰国をして不妊治療をする。そして同時に待ち時間約2年のNHSの無料IVFの待機リストに登録する、という選択をした。もともと年に2−3回帰国する用事があるので、それに合わせて治療計画を立てることにした。そうと決まれば、まず日本での情報収集だ。幸い、不妊関連の情報はWEBでかなり入手できるので、とても助かった。リンクに載せてあるWEBから、有名な不妊治療専門病院のホームページを片っ端から見てみた。また口コミ情報や掲示板の書き込みも生の声としてとても参考になった。最も効率よく結果を出したいのと、幸い日本全国どこからでも選べるという状況であるので、いくつかリストアップした病院にEメールを送り、私達の状況と治療について相談をしてみた。

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妊娠率の比較 

HFEAでは、各不妊治療施設での妊娠率の比較をウェブ上で公開している。このように情報を公開することは、治療を受ける側にとっては非常にありがたい。また、このように情報を公開されることで、病院の中でも自然と力が入り良い方向に向かうと願いたい。年齢別、治療別、地域別に比較できる。さっそく私の地域の妊娠率を検索してみた。結果は…。

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お役立ち自助団体

英国には様々な自助団体があり幅広い支援活動を繰り広げている。


The National Fertility Association
情報提供、サポート、カウンセリング、不妊関連の文献などを提供

The Human Fertilisation and Embryology Authority (HFEA)
不妊治療に関する監修、ライセンス、治療結果の解析を行っている。

The National Infertility Support Network
サポート、カウンセリング、情報提供、不妊に関する啓蒙活動を行っている。

IFC - Independent Fertility Counselling
不妊カウンセラーによるウェブサイト。カウンセリング、CD-ROM、子供に説明するための本などがある。

Donor Conception Network
ドナーによる卵子提供、精子提供により子供を授かった人たちのネットワーク


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イギリスにはThe Human Fertilisation and Embryology Authority (HFEA)という組織があり、英国全土の体外受精(IVF:in vitro fertilisation)や非配偶者間授精(DI: donor insemination)治療を行うクリニック、そして英国を基盤とした人間の胚に関する研究の認定と監視をしている。これは11990年のthe Human Fertilisation and Embryology Actという法律に基づき、1991年に法定により創られた組織だ。

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イギリスでは、一定の基準を満たしたカップルに対して、無料でIVFを提供している。この基準は、各地域のPCT(Primary Care Trusts)によって異なる。私の場合、NHS不妊外来初診の時に、無料IVFを受ける権利があると看護師さんから言われたが、具体的にどんな基準なのかを、私達の住んでいる地域のPCTにEメールで問い合わせてみた。驚いたことに翌日には返事が届いた。イギリスでは異例の早さだ!

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イギリスのNHSでは、一定の基準を満たしたカップルに無料でIVFを行っている。これは、NICEという国の診療ガイドラインが2004年に発表した不妊関連のガイドラインの推奨を受けて始まった制度である。このガイドラインでは、「23−39歳までの女性で、3年以上不妊期間があり、不妊に関して原因(無精子症、両側卵管閉塞など)が同定された人には、3回までのIVFを提供するべきだ。」と述べられている。

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